ということで本日の撮影のお仕事ブログです。
先日は役者を目指している25歳女性のお客様が宣材写真撮影にお越しくださいました。
今回は、オーディション用の基本的な宣材写真と、ご自身でコンポジットを作るための写真を撮影したい、というご希望でした。
役者さんやモデルさん、声優さん、ダンサーさんなど、芸能活動を目指す方にとって宣材写真やオーディション用プロフィール写真はとても大切です。
書類選考では、まず写真で第一印象が決まることも多いため、清潔感やスタイルの見え方、その方らしい雰囲気がきちんと伝わる写真が必要になります。
今回ご予約いただいたのはタイムズコース。
時間制の撮り放題コースなので、衣装や背景、ライティングを変えながら、様々なパターンを撮影したい方におすすめのコースです。
まずは、オーディション用の基本的な宣材写真から撮影スタートです。
背景はシンプルな白背景。服装は白いTシャツにショートパンツ、ヒールというとてもシンプルなコーディネートです。
役者さんやオーディション用の宣材写真では、衣装を作り込みすぎるよりも、ご本人の雰囲気やスタイル、表情がきちんと伝わることが大切です。
白いTシャツとショートパンツというシンプルな組み合わせは、体のラインやバランスも分かりやすく、全身写真にも向いています。まずは全身写真から、立ち方や手の位置、重心のかけ方などを一つずつ確認しながら撮影していきました。
同じ正面向きの写真でも、足の角度や体の向きを少し変えるだけで、見え方は大きく変わります。
撮影しながらリアルタイムで大型モニターに写真を写し、お客様にも確認していただきながら進めました。
少し不自然に感じるくらいのポーズでも、実際に写真で見るとすっきり綺麗に見えることも多いので、そのあたりを一緒に確認しながらブラッシュアップしていきました。
続いてバストアップの撮影です。
正面、左右の斜め向き、少し柔らかい笑顔、自然な表情など、いくつかのパターンを撮影しながら、その方が一番魅力的に見える角度を探していきました。
役者さんの宣材写真では、華やかさだけでなく、清潔感や親しみやすさ、この人に会ってみたいと思ってもらえるような印象も大切です。
そのため、表情も作り込みすぎず、自然で柔らかい雰囲気を意識しながら撮影しました。
次にコンポジット用の撮影です。
コンポジットとは、プロフィール写真や全身写真、さまざまな表情や雰囲気の写真をまとめた、いわば自分を紹介するための写真資料のようなものです。
今回はお客様ご自身でコンポジットを作成されるとのことでしたので、素材として使いやすい写真を意識して撮影しました。
衣装は少しふんわりとしたワンピースにチェンジ。白背景のきちんとした宣材写真とは雰囲気を変えて、こちらは少し柔らかい光で撮影しました。
背景紙もワンピースの雰囲気に合わせて、優しいベージュ系の背景にしました。ベージュ系の背景は肌なじみもよく、柔らかくナチュラルな印象を出しやすい背景です。
先ほどの白背景とはまた違った、女性らしくやわらかな雰囲気の写真になりました。
コンポジット用の撮影では、少し動きのあるポーズや目線を外したカットなども撮影しました。オーディション用の宣材写真は、基本的に分かりやすく、正統派に見せることが大切ですが、コンポジット用の写真では、少し雰囲気の違う写真もあると、その方の幅が伝わりやすくなります。
笑顔の写真、少し落ち着いた表情、自然に目線を外した写真など、いくつかバリエーションを撮影していきました。
こうして、オーディション用の基本的な宣材写真と、コンポジット用の雰囲気を変えた写真、二つのパターンの撮影が終了しました。
同じお客様でも、背景や衣装、ライティングを変えることで、写真の印象は大きく変わります。
役者さんを目指す方にとっては、ひとつのイメージだけでなく、いくつかの違った雰囲気を写真で見せられることも大切だと思います。
撮影データはミスショットを除き、すべてをオンラインで納品いたしました。