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お疲れ様です！
高山龍也です。
今回は、直接の仕事とは関係のない内容をたまには。
普段は宣材写真やプロフィール写真の撮影を行う生業フォトグラファーです。
ほとんど毎日毎日誰かしらの宣材写真やプロフィール写真を撮影しています。
でも、元々この仕事をするきっかけとなったのが、何かを作ることが好き、また写真が好きということ。
だったのでこの道を選んで歩んでいます。
でも趣味が仕事となったといったことでは否定的な面もあるかもしれませんが、感謝されることが多く概ね幸せなことが多い仕事だと思っています。
でも、それに甘んじている自分も強く感じている今日この頃。
このままではよくない！
ということでここ数年は初心に帰り、写真を趣味にするという気持ちを持とう！またはそういった趣味と言える活動をしよう！ということにも力を入れようと活動をしています。
その活動が「作品撮り」です。
こうした撮影に携わる方々は聞いたことがある言葉だと思いますが、要するにある意味趣味としての撮影です。
（実際は「作品」を使い自分を売り込むためのものなのですが。）
でも「作品」のため何かをテーマやコンセプト、イメージがあってそれもとにゴールを目指した撮影を行うため、宣材写真やプロフィール写真のように相手のご希望があって、それに応えるべき撮影とは全く違います。
自分たちで自由に作りたいものを作る。
これが「作品撮り」なのです。
普通に考えると自己満足のため？！思うのですが相手の希望に合わせた撮影ばかりだと逆に自分の殻を破ることが出来ないのです。
もちろんお客様のご希望が高くてそれを実現するための努力でもある程度力はつきますが、やはりこちらの出来る内容をウェブサイトなどで把握したうえでご依頼いただくことが多いので自分自身の撮れる内容ばかりの撮影となってしまうということ。
それではフォトグラファーとしての実力も現状維持のままなのです。
何か今までにやったことのないイメージや、過去に楽しく創造するためだけに撮っていたころ思いだすことが必要だと強く感じるようになりました。
そして忙しさにかまけてやらなうなった作品撮りを少なくとも年に2回は行うこととしようと決心しました。
でも満損と作品撮りを行うのではなく、動機付けが必要だ！ということで考えたらやはり発表の場を作る！ということ。
誰かに見てもらいたい！とうった承認欲求。
それがつまり展示です。
展示をするために作品撮りをするということではなく、自分にとっては作品撮りをするための展示なのです。
その展示会が始まってからもうだいぶ経過し明日はもう展示の最終日なのですが、横浜で「The World in YOKOHAMA 2025」といった合同写真展示です。
昨年から出すようにして今年が2回目なのですが、これに展示をするための作品撮りを行い、実際に展示をするといった創作活動です。
ただ単に撮影するだけではなく、どういったものを撮るか？どんなモデルさんが必要か？ヘアメイクはどうするか？展示方法をどうするか？など最後まで考え、コンセプトやキャスティングを決め実行するといった創造的な活動。
その展示が明日で最終日。
5日間の展示でおよそ1000人以上の方に自分の撮ったものを展示作品として鑑賞してもらいます。
その展示作品がこれらです。（これ以外にも6点ほど組み写真のように展示）
↓ 
この展示は合同展のため他にもいろいろな方々が展示をしていたのですが、その作品撮りの目的以外にも同じ展示場所で展示している方々との交流もあり、普段はワンオペで宣材写真撮影、プロフィール写真撮影、アー写撮影を行っている自分にとってはとても楽しいひと時でした。
大げさかもしれませんがかけがいのないふれあいだと思いました。
と同時に、その展示はプロではなく一般の写真好きな方の作品が多いので、プロフォトグラファーとして恥ずかしくない作品を展示しなければならないといった自信に課せられる宿題のようなものもあって、それがとてもいい刺激となることがわかりました。
カメラの技術が進み誰でもいい写真が撮れるようになったので、プロとアマチュアの垣根が低くなっているこの業界。
それ以上の「何か」を示す必要があるのです。
そのため更にプロらしい撮影や写真の見せ方なども意識して気を抜かず作る必要があるということでも大切なことだとプレッシャーに思いながらも考え抜いて作品撮りと行うといったことが大切なことだと実感しました。
今回のブログはいつもとちょっと違い、普段は宣材写真撮影、プロフィール写真撮影、アー写撮影を行うフォトグラファーなのですが、写真作家としての一面を磨くようにしているといった内容でした。笑。
きっと今回行った作品撮りの技術的なことや作風を仕事に生かすことが出来るときがくるはずだと信じ、明日はその展示の最終日で夕方横浜へ向かいます。
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